オルガニスト10年生の春

ある牧師さんの手引きで始めた、

挙式オルガニストの仕事。

10年目を迎える今年、

とても嬉しい出来事があった。

 

私にとって、この仕事は、

他でもないバッハの日常の疑似体験。

新郎新婦の門出をお祝いしながら、

心はいつも、そんなところにある…。

 

オルガンは同じ鍵盤楽器でも、

チェンバロ や クラヴィコードとは異質で、

ピアノとはとても遠い。

 

多くのことを学んだだけでなく、

それがこのような形でも、

実を結んだことに、

大きな喜びを感じる今日この頃。

秋の挙式が、

感動的になものとなることを、

心より願いながら…。