先日、小さな教会で演奏会があった。
教会での演奏会に、
いつも共通して感じること。
それは、演奏会という催しが、
実に無理なく自然体で、
その空間に馴染むということ。
なぜなら、
教会こそが音楽の母胎だから。
この日の会場は遠方で、
時間に余裕を見て出かけた結果、
予定より一時間も早く会場入り。
おかげで朝の礼拝に参列できた。
小さな、
古い足踏み式オルガンで奏でられる楽奏。
そして、素朴にも完成された讃美歌。
数々の芸術作品を残した、
偉大なるバッハの日常がそこにある。
それは、時空を超えた感慨…